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7/26(日)に当館でモーツァルトコンサートがあるということで、
モーツァルト関連の映画を2作観てみました。
「アマデウス」(1984,アメリカ)
監督 ミロス・フォアマン
脚本 ピーター・シェーファー
出演 F・マーリー・エイブラハム、トム・ハルス 他
「赦してくれモーツァルト!私が殺した!」
ウィーンの夜道に響き渡る、宮廷作曲家サリエリの叫び声から物語は始まります。
モーツァルトの楽曲が全編に流れる中、サリエリの独白によって明かされる真相。
謎を追うと共に観客はモーツァルトの生涯を辿っていく、180分にも及ぶ大作です。
肖像画や楽曲だけではわからないモーツァルトの人となり、というものを
多少誇張・脚色はあるけれども非常にわかりやすく表現した傑作でした。
時代背景や人間関係など、モーツァルトに関することの大体はこの映画を観ることで
知ることができるのではないでしょうか。
また、随所に登場する当時の建物や服装、調度品もこの映画の見どころかと思います。
個人的にはモーツァルト宅の寝室にあったロココ調のぐにゃぐにゃしたタンスが印象的でした。
ちなみに監督のミロス・フォアマンは「カッコーの巣の上で」の監督として有名です。
あの映画はジャック・ニコルソンが良い味を出していましたね。
どちらの作品もアカデミー賞を受賞しています。
「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」(2010,フランス)
監督 ルネ・フェレ
脚本 ルネ・フェレ
出演 マリー・フェレ、マルク・バルベ 他
「わたしにも作曲を教えて」
こちらはモーツァルトの姉ナンネル(本名マリア・アンナ)にスポットを当てた作品。
ナンネルにも音楽の才能があったことは父レオパルトの手紙から窺い知れるのですが、
残念ながら彼女の作品は現存しておりません。
なぜ才能に恵まれながらも作品が残っていないのか。
時代、そして恋愛に翻弄された悩める女性としてのナンネルが描かれています。
前述の「アマデウス」と違い、こちらは生活感が漂っています。
当時の旅の苦労や暮らしの様子が描写されていますので、派手派手な「アマデウス」と
比べ共感できる部分が多いかもしれません。
幼少期のモーツァルトが出てきますが、ちょこまかと動き回っていて可愛かったです。
ちなみに作中のベルサイユ宮殿は、実際の宮殿をお借りしたそうです。
そうと知っていればもっとよく観ておくんだったと後悔しています・・・。
この2作を鑑賞すれば、モーツァルトの楽曲もいつもと違って聴こえるかもしれませんね。
今度はシューマンの映画でも観ようかな、と考えています。
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トランペットを吹かれる方は、どのようなきっかけでそれを選ばれたのでしょうか。
ギターやピアノほどご家庭で見かける楽器ではないのに・・・と最近疑問に思っています。
やっぱり吹奏楽部で担当したからとかでしょうか(@_@)
動物の角笛がどのような変遷を遂げてトランペットとして成り立ったか。
そしてそして、今年も行ないます「SKYPLAZA JAZZ CONCERT & JAM SESSION」!
開催まで1ヶ月を切りました!ご予約はお早目に!
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「SKYPLAZA JAZZ CONCERT & JAM SESSION」
【日時】
2015年5月31日(日) 開演15時/開場14時30分
【料金】
自由席2500円 指定席3000円(当日精算)
【第1部 ジャズコンサート(事前予約制)】
出演:浜田博行、西村有香里、大野綾子、大澤善樹、小松尚人
【第2部 ジャズ・カフェ(予約不要)】
会場:6階リスニングルーム響
開場:17時30分ごろ(コンサート終了後)
入場無料(飲食代別)
ご予約はこちらまで ⇒ 申込
スカイプラザ浜大津ジャズコンサート係
TEL 077-525-0022
Mail yoyaku@sky-plaza.jp
ビートルズで好きなアルバムを1つ挙げるなら・・・?
それぞれのアルバムで異なる顔を見せるバンドだけに、この質問は中々難しいですね。
音楽史に残る偉大なアーティスト、みなさんご存知のビートルズ。
ですが4人全員の名前となると、言えない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どこかで聞いたことはあるけどはっきりとは覚えてない・・・。
今回の特設展示は、そんな知ってるけど知らないビートルズ。
展示場所も事務室前から交流コーナーへ。スペースがちょっと広くなりました。
左から、リリースされた順にレコードを展示しています。
知っている曲がどの年代で作曲されたのか探してみると面白いですよ。
またアルバムをそれぞれ前期、中期、後期と区分しています。
「Please Please Me」から始まった1つのバンドが「Let it be」に至るまで
どのような変遷をたどっていったのかも是非ご覧ください。
「RUBBER SOUL」が好きなのでパシャリ。
ジャケットも収録曲も文句なしの一枚です。
事務室横では、ビートルズのEPジャケットがずらりと並んでいます。
まったく初めて見る方もいれば、懐かしく思う方も少なくないのでは?
見るだけでも楽しいノスタルジー溢れるジャケットデザインのオンパレードです。
レコードが音を出す仕組みを解説した「おしえて!ひびきくん」も引き続き展示中!
ページ数の割に濃い内容が掲載されている、スタッフいちおしの一品です。
まだまだ寒い日が続きますね。
休憩がてら、ぜひ交流コーナーへ♫
リスニングルーム'響'は木曜除く平日13~17時にご利用いただけます。
CDやデジタルとは違ったレコードの音色をお楽しみください。
12月に入り、一気に気温が下がりましたね。
今年を振り返ると、4月に始まった特設展示が半年以上続いていることに驚きです。
今年最後の特設コーナーは「FILM MUSIC」。
FILM=映画、MUSIC=音楽ということで、映画と音楽が今に至るまで
どのように関わってきたのかを特集しました。
今回取り上げたのは「禁じられた遊び」と「卒業」の2作。
ともに名作と語り継がれる、今なお映画通を唸らせる作品です。
「禁じられた遊び」は1952年公開のフランス映画。
ブリジット・フォッセーとジョルジュ・プージュリーの二人が遊んでいる場面に
流れる "愛のロマンス" は胸にくるものがあります。
モニターにて上映中!
一方、「卒業」は1967年公開のアメリカ映画。
サイモン&ガーファンクルの "サウンド・オブ・サイレンス" 、そして
主人公ベンジャミンが結婚式最中の花嫁を奪って逃げるラストシーンで有名です。
当時スクリーンでご覧になった方も多いかと思います。
S&Gの楽曲は"サウンド~"以外にも今作で使われ、その一つ一つが上手に
映像と合わせて用いられており、人物の心情や状況を盛り上げています。
年末はご自宅で映画鑑賞、という方も多いのでは・・・?
その際にはこの2作も年越しのお供にご覧いただければと思います。
ふわっと漂ってきていた金木犀の香りもすっかりしなくなり、
明日から11月に入ります。早いもので今年も残り2ヶ月となりました。
今回は金管楽器にテーマを当て、「トランペット」「ホルン」「トロンボーン」「チューバ」
それぞれが活躍するレコードを4枚ピックアップしました。
タイトルは"Brass Of Orchestra"。管弦楽団の金管楽器です。
それぞれの楽器の歴史紹介と、ひびきくんによるレコード解説にて1枚1枚紹介しています。
ホルンはギネス認定の世界一難しい楽器、ベートーヴェンの「運命」によってトロンボーンの
神聖さは打ち砕かれたことなど、ちょっとした豆知識も掲載しております。
また、展示レコードは
〇トランペット協奏曲/ハイドン
〇ホルン協奏曲/モーツァルト
〇交響曲第5番「運命」/ベートーヴェン
〇組曲「惑星」/ホルスト
の有名どころを含めた計4枚。

すぐに取り外せますので、リスニングルームでお聴きになりたい場合はスタッフまで
お声かけください。
11月2日(日)12時半より、浜大津スカイクロスにて駅コンサートが催されます。
当館を利用されている6楽団の方々が演奏されますので、近くへお越しの際は
ぜひお立ち寄りください。
もしかしたら展示しているレコードの曲が演奏されるかも・・・?
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